「看護師向いてないかも」と思った日に読んでほしい話

今日も先輩に注意された。

同期はもうできているのに、自分はまだできない。

報告しようとしたら頭が真っ白になった。

患者さんに聞かれたことにも、すぐ答えられなかった。

勤務が終わって、更衣室で制服を脱ぐ。

やっと仕事が終わったはずなのに、

頭の中では今日の反省会が始まっている。

「あのとき、こうすればよかった」

「なんであんなこともできなかったんだろう」

「また先輩に迷惑かけたな……」

そして最後にたどり着く。

「やっぱり、看護師向いてないのかもしれない」

もし今、そう思っているなら。

今日は少しだけ、

「本当に看護師に向いていないのか?」

を一緒に考えてみませんか。

目次

  1. 「できなかった」と「向いていない」は同じじゃない
  2. 新人時代は「できるようになったこと」が見えにくい
  3. 一番避けたいのは「怒られないこと」が目標になること
  4. あなたは、どんな看護師になりたかった?
  5. 「向いてない」と思った日に、一つだけやってほしいこと
  6. 看護師を続けることだけが正解ではない
  7. 理想は「何でもできる看護師」じゃなくていい
  8. 最後に|「看護師向いてないかも」と思っているあなたへ
  9. 公式LINE|新人看護師さんが一人で抱え込まないために
  10. Instagram|明日から使える看護知識を発信しています

「できなかった」と「向いていない」は同じじゃない

採血に失敗した。

報告がうまくできなかった。

仕事が時間内に終わらなかった。

患者さんの状態変化に気づけなかった。

先輩から注意された。

もちろん、振り返ることは必要です。

でも、

「今日できなかったこと」と「看護師に向いているかどうか」は別の話です。

新人の頃は、できないことが目につきます。

なぜなら、

知識も、

技術も、

優先順位も、

報告も、

患者さんとの関わり方も、

まだ経験している途中だから。

それなのに、

一つできなかっただけで、

「自分はダメだ」

二つ失敗すると、

「仕事ができない」

それが続くと、

「看護師に向いていない」

と、自分自身への評価をどんどん大きくしてしまう。

でも本当は、

「今日は報告がうまくできなかった」

それだけなのかもしれません。

新人時代は「できるようになったこと」が見えにくい

新人看護師の成長って、不思議です。

4月には一人でできなかったことが、

半年後には当たり前になっている。

バイタル測定。

点滴の準備。

血糖測定。

患者さんへの説明。

カルテ入力。

先輩への報告。

最初は一つひとつ確認していたことが、

いつの間にか普通にできるようになっている。

でも、人は「できるようになったこと」を当たり前にしてしまいます。

だから、

昨日できたことより、

今日できなかったことばかりを見てしまう。

同期が自分より早くできるようになれば、

さらに焦ります。

「あの子はもう夜勤に入っている」

「あの子は先輩から褒められている」

「自分だけ遅れている」

でも、

同期とあなたは同じ人ではありません。

得意なことも違う。

苦手なことも違う。

成長するスピードだって違います。

同期の成長速度を、自分の価値を測る物差しにしなくていい。

一番避けたいのは「怒られないこと」が目標になること

「また注意されたくない」

「仕事ができないと思われたくない」

「先輩に嫌われたくない」

そう思うようになると、

勤務中の目的が少しずつ変わってしまうことがあります。

患者さんを見ることより、

先輩の顔色を見る。

わからないことを確認するより、

「こんなこと聞いたら怒られるかな」と考える。

患者さんの変化に気づいても、

「間違っていたら恥ずかしい」と報告をためらう。

そして一日が終わると、

「今日、怒られなかった」

ことにホッとする。

でも、

目指したかった看護師って、

そんな姿だったでしょうか。

先輩から怒られないために看護師になったわけではないはずです。

あなたは、どんな看護師になりたかった?

少しだけ新人時代より前のことを思い出してみてください。

看護学生だった頃。

国家試験の勉強をしていた頃。

初めて白衣を着た頃。

どんな看護師になりたいと思っていましたか?

患者さんの話をちゃんと聴ける看護師。

つらそうな人に気づける看護師。

不安な患者さんのそばにいられる看護師。

知識をつけて、患者さんを守れる看護師。

いろいろあると思います。

そして、その理想に近づくために必要なのは、

「失敗しないこと」ではありません。

失敗したら振り返る。

わからなかったら聞く。

知らなかったら勉強する。

一人で判断できなければ相談する。

そして次に似た場面が来たとき、

昨日より少しだけ動ける。

その積み重ねだと思います。

「向いてない」と思った日に、一つだけやってほしいこと

今日できなかったことではなく、

「今日できたこと」を一つだけ探してみてください。

大きなことでなくていいです。

「患者さんの話を最後まで聴けた」

「わからないことを先輩に聞けた」

「昨日より早く点滴を準備できた」

「患者さんの変化に気づいて報告できた」

それすら思いつかなければ、

「今日も病院に行って、一日働いた」

でもいい。

そして、できなかったことについては、

「自分はダメだ」

ではなく、

「じゃあ、次はどうする?」

に変えてみる。

報告ができなかった。

→次は報告する前に要点を3つ書いてみよう。

仕事が終わらなかった。

→明日は時間が決まっている仕事から予定に入れよう。

質問に答えられなかった。

→帰ったら、その一つだけ調べよう。

「自分はダメ」で終わると苦しさしか残りません。

でも、

「次はこうしてみよう」に変わった瞬間、失敗は次の行動につながります。

これが、このnoteを読んだあとに持ち帰ってほしいものです。

看護師を続けることだけが正解ではない

ここは、すごく大切だと思っています。

僕は、

「つらくても頑張れ」

「新人なんだから我慢しよう」

「3年は続けた方がいい」

と言いたいわけではありません。

本当に苦しいなら、

部署を変える。

病院を変える。

働き方を変える。

看護師から一度離れる。

そういう選択肢だってあります。

「看護師を続ける=正解、辞める=失敗」ではありません。

ただ、

今日失敗したから。

先輩に怒られたから。

同期より仕事が遅いから。

その一日だけで、

「自分は看護師に向いていない」

と自分の可能性まで決めてほしくないんです。

大切なのは、

周りから「続けなよ」「辞めた方がいい」と決めてもらうことではなく、

自分がどうしたいのかを、自分で選べること。

そこまで考えて出した答えなら、

続けることも、

環境を変えることも、

一つの選択だと思います。

理想は「何でもできる看護師」じゃなくていい

何を聞かれても答えられる。

どんな急変にも対応できる。

仕事はいつも定時で終わる。

先輩から一度も注意されない。

そんな完璧な看護師を目指さなくてもいいと思います。

患者さんの変化に気づける。

わからないときに「わかりません」と言える。

必要なときに助けを求められる。

患者さんの話を聴ける。

失敗した自分を必要以上に責めず、

「次はどうしよう」と考えられる。

そんな看護師で十分だと思います。

そしていつか、

新人看護師から、

「私、看護師向いてないかもしれません」

と言われたとき、

あなた自身の新人時代を思い出して、

「私もそう思ってたよ」

と言える日が来るかもしれません。

今日の苦しかった経験が、

いつか誰かに寄り添うための経験になることだってあります。

最後に|「看護師向いてないかも」と思っているあなたへ

今日うまくできなかったことだけで、

あなたのこれからまで決めなくていい。

今日のあなたと、

1年後のあなたは違います。

今は先輩に聞いていることを、

いつか後輩から聞かれる日が来るかもしれない。

今は30分かかっている仕事が、

いつか10分でできるようになるかもしれない。

だから今日は、

「看護師に向いている・向いていない」の答えを急いで出すのではなく、「明日、一つだけ何をやってみよう?」

それくらいでいいと思います。

明日できたら、また一つ進む。

できなかったら、また考える。

その繰り返しです。

そして、一人で考えるのがつらくなったときは、

誰かに話してみてください。

一人で抱え込む必要はありません。

公式LINE|新人看護師さんが一人で抱え込まないために

公式LINEでは、

新人看護師さんや若手看護師さんに向けて、

「明日の勤務が少しだけ楽になる」

そんな情報を届けています。

noteの更新情報や、新人看護師さんに伝えたいことなども発信しています。

SNSでは話しづらい悩みを抱えている人にとっても、

僕の発信とつながっておける場所の一つになればと思っています。

Instagram|明日から使える看護知識を発信しています

Instagram・リールでは、

急変対応、フィジカルアセスメント、救急看護など、

新人看護師さんが「これ、どう考えればいいんだろう?」と迷いやすい看護知識

を、できるだけ短く、わかりやすく発信しています。

「教科書を開く時間はないけど勉強したい」

「勤務前にサッと復習したい」

そんなときに覗いてみてください。

ココナラ|「誰かに話を聞いてほしい」ときに

看護師の悩みは、

知識だけでは解決できないこともあります。

「先輩が怖い」

「同期と比べてしまう」

「仕事に行きたくない」

「看護師を辞めたい。でも辞めていいのかわからない」

職場では言えないこともあると思います。

ココナラでは、

「こうした方がいい」と答えを押しつけるのではなく、まずあなたの話を聴くこと

を大切にしています。

僕自身、新人時代から看護師として働く中で、

仕事、人間関係、自信をなくすことなど、いろいろな壁を経験してきました。

だからこそ、

僕の答えをあなたに当てはめるのではなく、

「あなたは本当はどうしたいのか」

を一緒に整理していきたいと思っています。

「相談するほどじゃないかもしれない。でも、ちょっと誰かに聞いてほしい」

そんなときでも大丈夫です。


公式LINE、Instagram、note、ココナラ。

形は違いますが、

僕が届けたいことは同じです。

新人看護師さんが、一人で抱え込まずに働けるように。

そして、

周りからどう見られるかだけではなく、

「自分はどんな看護師でいたいのか」

を大切にできるように。

いつか新人時代を振り返ったとき、

「あの頃は本当にしんどかった。でも、あの頃の自分もちゃんと頑張っていたな」

と思える日が来るように。

これからも、

「明日の勤務が少しだけ楽になる」

そんな発信を続けていきます。

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