はじめに
「先輩にどう思われているんだろう」
「仕事ができない看護師だと思われたくない」
「怒られないようにしないと」
「みんなに迷惑をかけないようにしないと」
こんなことばかり考えながら働いていませんか?
もしそうなら、あなたのメンタルがしんどい原因は、仕事の忙しさや知識不足だけではないかもしれません。
もしかすると、
「他人軸で働きすぎている」
ことが、あなたを苦しめているのかもしれません。
目次
- はじめに
- 看護師は「他人軸」になりやすい
- 他人軸で働き続けるとメンタルが削られる
- 「自分軸」で働くという考え方
- 「嫌われないこと」を目標にしなくていい
- 自分軸は「わがまま」ではない
- 今日の勤務から一つだけ意識してほしい
看護師は「他人軸」になりやすい
看護師は、常に誰かと関わりながら働く仕事です。
患者さんや家族だけではありません。
先輩看護師、同期、医師、リハビリスタッフ、薬剤師など、たくさんの人と関わります。
特に新人看護師の頃は、
「先輩に怒られないように」
「できる新人だと思われたい」
「同期より遅れたくない」
と、周囲からの評価を気にしてしまいがちです。
もちろん、周囲の意見を聞くことは大切です。
しかし、いつの間にか仕事の目的が、
「患者さんに必要な看護をする」
ではなく、
「先輩に怒られないようにする」
に変わってしまうことがあります。
これが「他人軸」で働いている状態です。
他人軸で働き続けるとメンタルが削られる
他人軸で働く一番のつらさは、
自分ではコントロールできないことに、自分の感情まで支配されてしまうことです。
たとえば、自分なりに考えて先輩へ報告したとします。
A先輩は、
「ちゃんと考えられているね」
と言ってくれた。
でもB先輩からは、
「もっと考えてから報告して」
と言われた。
同じ行動をしていても、相手によって評価は変わります。
それなのに他人軸で働いていると、
褒められたら「今日は仕事ができた」。
注意されたら「自分は看護師に向いていない」。
そんなふうに、自分の価値まで周囲の反応によって上下してしまいます。
これではメンタルが安定しません。
先輩の機嫌が悪いだけで、
「何かしたかな」
と不安になる。
ナースステーションで誰かが話しているだけで、
「自分のことを言われているのかな」
と気になる。
勤務表を見て苦手な先輩と一緒だと分かっただけで、仕事に行くのが憂うつになる。
毎日こんな状態で働いていたら、疲れて当然です。
「自分軸」で働くという考え方
では、自分軸で働くとはどういうことでしょうか。
それは、
「他人からどう思われるか」ではなく、「自分はどうありたいか」を基準にすることです。
たとえば先輩に注意されたとします。
他人軸なら、
「怒られた」
「嫌われたかもしれない」
「仕事ができないと思われた」
と考えてしまいます。
一方、自分軸なら、
「今回の指摘から何を学べるだろう」
「次はどうすれば患者さんにとって安全だろう」
と考えます。
先輩の機嫌や言い方は、自分ではコントロールできません。
でも、
「その言葉をどう受け取るか」
「次にどう行動するか」
は自分で選べます。
ここに意識を向けるだけでも、仕事中のメンタルは少しずつ変わっていきます。
「嫌われないこと」を目標にしなくていい
看護師として働いていると、全員から好かれることはほぼ不可能です。
丁寧に仕事をしても「遅い」と言う人がいる。
早く仕事をしても「雑」と言う人がいる。
質問すれば「自分で考えて」と言われることもあれば、質問しなければ「なんで聞かなかったの」と言われることもある。
すべての人の期待に応えようとすると、自分がどんどん苦しくなります。
だから、
「嫌われない看護師」
を目指さなくてもいいと思います。
それよりも、
「患者さんの安全を守れる看護師でいたい」
「分からないことを分からないと言える看護師でいたい」
「困っている新人に優しくできる看護師でいたい」
「失敗しても、そこから学べる看護師でいたい」
そんなふうに、
「自分はどんな看護師でいたいのか」
を大切にしてほしいと思います。
自分軸は「わがまま」ではない
自分軸というと、
「人の意見を聞かなくなること」
だと思う人もいるかもしれません。
でも、そうではありません。
先輩から指摘されたら、必要なことは受け止める。
自分に知識が足りなければ勉強する。
患者さんに危険があれば、自分の行動を振り返る。
周囲の意見を聞きながらも、
他人の評価=自分の価値
にはしない。
これが大切なのだと思います。
今日の勤務から一つだけ意識してほしい
もし今、
「先輩からどう思われているか」
「同期より仕事ができているか」
「みんなに嫌われていないか」
そんなことばかり考えて疲れているなら、一度自分に聞いてみてください。
「私は、どんな看護師になりたいんだろう?」
仕事が早い看護師じゃなくてもいい。
誰からも好かれる看護師じゃなくてもいい。
一度も失敗しない看護師じゃなくてもいい。
患者さんの小さな変化に気づける。
分からないときには助けを求められる。
つらそうな新人に声をかけられる。
そんな自分なりの「看護師として大切にしたいこと」が一つあれば、それが自分軸になります。
看護師は、人から評価される場面がとても多い仕事です。
だからこそ、
自分の価値まで他人に決めてもらわなくていい。
他人からどう思われるかではなく、
「今日、自分は何を大切にして働くのか」。
そこに目を向けられるようになると、看護師として働く毎日の見え方は少しずつ変わっていくと思います。
他人軸から、自分軸へ。
それは仕事ができるようになるためだけではなく、
看護師として長く働き続けるために、自分のメンタルを守る一つの方法なのだと思います。
もしこの記事を読んで、「自分も周りの目を気にしすぎているかもしれない」と感じたなら、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
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ココナラ

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